Python♪Pythonチュートリアルとはどんな書籍なのか

「Pythonチュートリアル」を検索すると、「基本的な内容が勉強できる」「良い本である」「初心者がいきなり読むのは難しい」「Pythonの資格の出題範囲」といった内容がヒットします。よい本だけど、基本的な本なのに、初心者には難しい?そこで、Pythonチュートリアルについて、簡単に概要を説明したいと思います。

1.Pythonチュートリアルとは

Python の言語仕様と仕組みについて、基本的な概念と機能が紹介されたドキュメントです。Pythonチュートリアルには、無料の電子データと有料の書籍があり、内容はほぼ同じです。

(1) Pythonチュートリアルの電子データ

Pythonを運営する組織が公式に公開しているドキュメント(英語)がありますが、PythonJapanでは、有志によて翻訳がなされ、日本語版が無料で公開されています。英文なんて大嫌いな私には大変ありがたいです。

PythonJapanのTopページ

「Topページ→ドキュメント→チュートリアル」と進むことでチュートリアルの日本語訳のページ(以下のページ)に入ることができます。また、このページの左上で、Pythonのバージョンを指定することが可能です。

Pythonチュートリアルの日本語訳ページ

もちろん、「Python」「チュートリアル」で検索すれば、すぐに出てきます。

(2) Pythonチュートリアルの書籍

Pythonチュートリアルは書籍も販売されています。私は本に書き込みながら勉強するタイプなので、書籍を購入しました。

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2.Pythonチュートリアルの特長

250ページ程度の本なので、普通の入門書の半分ぐらいの比較的薄い本ですが、Pythonの特長や必要なポイントをさらりと網羅した良書だと思います。なお、NumPyのような便利な外部ライブラリについては、紹介する程度にとどめられています。つまり、標準ライブラリーを中心とした基本的な文法を学習するための本です。しかし、基本的とはいっても、プログラムをやったことがない人のために最小限のコマンドを覚えましょうというスタンスではなく、プログラマーが必要とする基本的なポイントを網羅した書籍といった方がしっくりきます。

Pythonチュートリアルは、他の言語をある程度知っている人がPythonを勉強したり、すでにPythonを知っている人が復習したり、新しいパージョンの情報収集したりできる、よいドキュメントだと思います。

 では、初心者がこの本を使うべきではないのかといえば、そうではないです。Pythonのチュートリアルの内容は、初心者が入門書で勉強したあとに、Pythonを使いこなすために必要な知識について、簡単すぎず、細かすぎず、ちょうどよい絶妙な範囲を紹介しています。つまり、「チュートリアル以上の難しいことは、必要になったときに勉強すればよいけれど、最低限、チュートリアルの内容はわかるようになっておきたい。」という、第1ハードルのような書籍だと思います。

一般社団法人Pythonエンジニア育成推進協会の民間資格である「Python 3 エンジニア認定基礎試験」では、出題範囲をPythonチュートリアルとしているのは、そのような意図だと思います。

(1) Pythonチュートリアルの良いところ

・初心者としてどこまで勉強すればよいかの指標になる。
・公式からのドキュメントを翻訳したものなので、情報の信頼性が高い。
・質のよいサンプルコードが多く掲載されている。

(2) Pythonチュートリアルの悪いところ

・一般の入門書は、前から読み進めれば、難しい用語や文法の解説は順番に行われ、なにも知らない状態から力をつけることができるが、Pythonチュートリアルは、ある程度知っていることが前提で、説明がなされるので、初心者には難しい用語や文法がいきなり出てくる。しかし、その分、まわりくどさがなく、理解して読み返すとわかりやすい。
・主に標準ライブラリの内容が解説され、NumPyなどの便利な外部ライブラリの詳細解説はない。

3.Pythonチュートリアルの学習

よいサンプルコードが多いので、Pythonチュートリアルのコードを実際に入力して動かしてみると理解しやすいと思います。実際に打ち込んだ方がよいですが、ホームページのコードをコピペすることもできます。

Pythonチュートリアルを学習するには、別の入門書も合わせて購入した方がよいと思います。
なお、できるだけ書店で中身をみてから買いましょう。プログラミングの本は理解度によって、最適な本が違いますし、読む人との相性があると思います。

ただ、なにを選べばよいのかわからなければ、「みんなのPython 第4版」をお勧めします。版を重ね、2018/10の段階で第4版が最新です。入門書としてもわかりやすいですし、学習したあとに辞書的にも使用できます。著者のホームページで正誤表が紹介されていますので、購入したら、最初にチェックしてみましょう。

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なお、 Pythonチュートリアルについては、わからなくても、ひとまず、最後まで目を通し、どこに何が書かれているか把握することが、理解への近道だと思います。

4.Pythonチュートリアルの学習に役立つPython学習メモ

私がPythonチュートリアルを学習する上で、わかりにくかったことなどを、用語集や学習メモとして記事にしています。もし、チュートリアルを勉強するときに分かりにくいところがあれば、最初にのぞいてみてください。

(1) 用語集

ぼんやり雰囲気だけ理解している用語が多かったので、できるだけ明快な解説になるように、用語集にまとめました。

Python♪用語集:モヤモヤを解消する明快な用語集

(2) Pythonチュートリアルの各章ごとの学習のポイント整理

チュートリアルを勉強するときのわかりにくかったり、覚えにくかったところをチュートリアルの各章ごとにまとめたものです。単に学習のポイントを箇条書きにした簡略なポイント集ではなく、私が勉強しながら作った記事のリンクを集めているので、難しそうなところは、カバーできていると思います。(カバーできるようにしたいと思います)

Python♪「Pythonチュートリアル」の学習のポイント整理

5.まとめ

いかがでしょうか。「Pythonチュートリアル」は、質のよいサンプルコードも多く、Pythonの基本を偏りなく学習したい方には良い本です。また、「Python 3 エンジニア認定基礎試験」の資格取得を目指している方は向き不向きにかかわらず、ここから出ますので、この本を勉強しましょう。