Windows PowerShellを起動すると、「最新の PowerShell をインストールしてください」と表示されました。どうやら、標準添付されているPowerShellはいずれ終了予定らしいので、新しい方をインストールすることにしました。
なお、私のPCのOSはWindows11 Pro、インストールしたのはPowerShell 7.2です。
- 1. 最新のPowerShellとはなんなのか
- 2. インストールファイルのダウンロード
- 3. インストール時の設定
- (1) Add PowerShell to Path Environment Variable
- (2) Register Windows Event Logging Manifest Windows
- (3) Enable PowerShell remoting
- (3) Add 'Open here' context menus to Explrer
- (4) Add ‘Run with PowerShell 7 context menu’ for PowerShell files
- (3) Enable updating PowerShell through Microsoft Update or WSUS
- (4) Use Microsoft Update when I check for updates
- 4. インストール完了
- 私が実際にレンタルしたVPSサーバー
- その他
1. 最新のPowerShellとはなんなのか
そもそも、最新のPowerShellとはなんなのか。これは、「Windows PowerShell」ではなく「PowerShell」をインストールしてくださいという意味です。「Windows」がついていないのがポイントで、まさにWindows用ではなく、LinuxやMacにもインストールできる新しいPowerShellです。
マルチプラットフォーム化が進んでいますね。
なお、新しいPowerShellをインストールしても既存のWindows PowerShellに置き換わってしまうのではなく、別にインストールされるので心配する必要はありません。
2. インストールファイルのダウンロード
では、早速インストールしてみましょう。古いPowerShellには「新機能と改善のために最新の PowerShell をインストールしてください!https://aka.ms/PSWindows」と表示されているので、早速、https://aka.ms/PSWindowsを開いてみましょう。PowerShell上でCtrlを押しながらクリックするとブラウザが開きます。
次に開いたブラウザの「PowerShell 7 のインストール」の「MSI パッケージを使用して PowerShell を展開する」のリンクをクリックし、新しく開いたwebページの「MSI パッケージのインストール」からPowerShell-7.2.2-win-x64.msiをダウンロードします。ファイル名のx86は32ビット、x64は64ビットのことです。
3. インストール時の設定
少し、面倒なのは英語で表示されるインストール時の設定です。簡単に説明したいと思います。
(1) Add PowerShell to Path Environment Variable
PowerShellのパスを環境変数に追加します。チェックを入れておきましょう。
(2) Register Windows Event Logging Manifest Windows
Windowsに付属する管理ツールであるイベントビューアに登録され、PowerShellに問題が生じたときにログが記録されます。チェックを入れておきましょう。
(3) Enable PowerShell remoting
遠隔の別のPCからPowerShellを操作することができます。リモートデスクトップのPowerShell版といったところです。使用する予定がなければチェックを外しておきます。
(3) Add 'Open here' context menus to Explrer
これは、右クリック(コンテキストメニュー)から、PowerShellを起動することができます。例えばデスクトップ上で右クリックして、[その他のオプションを表示]→[PowerShell 7]→[open here] or [open here as administrator]により、デスクトップをカレントディレクトリとして(デスクトップに入った状態で)PowerShellを起動できる便利な機能です。
後でコンテキストメニューに追加するのはレジストリを変更するなど面倒なのでチェックを入れました。
(4) Add ‘Run with PowerShell 7 context menu’ for PowerShell files
これは、PoweShellのシェルスクリプトのファイル(拡張子がps1)の起動を、右クリックのメニューに追加することができるはずですが、私はチェックを入れたのにメニューに追加されませんでした。
以下のリンク先では、ps1ファイルがノートパッドで起動する設定になっていない場合はメニューに追加されないとありますが、私の場合、ノートパッドで起動する設定であったのにうまくいきませんでした。
'Run With PowerShell 7' Right-Click Context Menu is Not Available if Default Program Is Not Notepad
どうしても、ファイルを右クリックから起動したい場合には、[右クリック]→[プログラムから開く]→[別のプログラムから開く]→[その他のアプリ]→[このPCで別のアプリを探す]により、pwsh.exeを選択すると、次からは[右クリック]→[プログラムから開く]→[pwsh]から起動することができます。
なお、デフォルトではPowerShellの実行ファイル(pwsh.exe)は「C:\Program Files\PowerShell\7」にあります。
(3) Enable updating PowerShell through Microsoft Update or WSUS
MicrosoftUpdateまたはWSUSを介したPowerShellの更新を有効にします。チェックを入れておきましょう。
なお、WSUS(ダブルサスとは、「Windows Server Update Services」の略であり、企業向けの更新管理アプリケーションです。
(4) Use Microsoft Update when I check for updates
更新を確認するときにMicrosoftUpdateを使用します。チェックを入れておきましょう。
4. インストール完了
以上で、新しいPowerShellのインストールが完了です。「新しいPowerShellって何?」「英語の設定が読みにくい」といった理由で後回しにしている方のお役に立てれば幸いです。
「(4) Add ‘Run with PowerShell 7 context menu’ for PowerShell files」が、思った通りにならなかったのが心残りですが、なぜなんでしょう?
さて、以下は広告記事です。
私が実際にレンタルしたVPSサーバー
私が実際にレンタルしたVPSサーバーはConoHa VPSです。私は1GBのプランを申し込みました。VPSサーバーは一般のレンタルサーバーと異なりOSやアプリケーションを自由に設定できるので、Pythonで計算した結果をサイトに表示することもできます。
なお、ConoHa VPSの特長として、サーバーのディスクイメージを丸ごとバックアップできるイメージ保存機能を無料で使用することができます。コードを変更して元に戻せなくなった場合にも安心です。
また、ConoHa VPSは途中でプランをスケールアップできるだけでなく、スケールダウンすることもできます。つまり、2Gプランを1Gプランに変更することができます。ただし、512MBプランだけはスケールアップ・ダウン機能が使用できないので注意してください。
また、初期費用なしで3日だけ借り、3日分の費用だけ払うといったことも可能なので気軽に始められます。※時間課金(月の上限額は決まっています)
私からの友達紹介でクーポンをゲット
なお、以下のリンクから入ると、私からの友達紹介の扱いとなり1000円分のクーポンが支給されます。リンク先には「友達紹介」といった表記がないので「友達紹介」が適用されているのか不安になりますが大丈夫です。登録終了後にログインしたユーザーTop画面を確認すると支給されたクーポン1000円が表示されるはずです。
なお、友達紹介では個人情報が紹介者には開示されないので安心してご利用ください。
その他
液晶ペンタブレットを購入しました
(1) モバイルディスプレイを買うつもりだったのに激安ペンタブレット購入
以下、私が光回線を導入した時の記事一覧です。
(1) 2020年「光回線は値段で選ぶ」では後悔する ←宅内工事の状況も説明しています。
(2) NURO光の開通までWiFiルーターを格安レンタルできる
(3) NURO光の屋外工事の状況をご紹介。その日に開通!
(4) 光回線開通!実測するとNURO光はやっぱり速かった
(5) ネット上のNURO光紹介特典は個人情報がもれないの?