Python♪私が購入したPythonの書籍のレビュー

Pythonの勉強で実際に私が購入した書籍を紹介したいと思います。たくさんの書籍の紹介を見ていると、調べれば調べるほど何がよいのかわからなくなってしまいます。私の選択がBestであるとは思っていませんが、購入に至った動機や感想などが少しでもご参考になればと思います。

1.「みんなのPython 第4版」

入門書として「みんなのPython 第4版」を購入しました。入門書に相当する書籍は相性があるので、書店で実際に本を見てみることをお勧めします。なお、私がこの本を購入した理由は以下の通りです。また、誤植については著者のホームページで正誤表が紹介されています。購入された場合には最初に正誤表を確認しましょう。「 みんなのPython 」「正誤表」のキーワードで検索できます。

(1) Anacondaのインストール方法が紹介されていた

Pythonでは外部ライブラリは個別にインストールする必要がありますが、AnacondaではNumPyなど代表的な外部ライブラリは一緒にインストールしてくれます。自由にカスタマイズできる上級者以外は、Anacondaを利用すべきです。みんなのPythonでは、実行環境構築にAnacondaが紹介されています。実行環境構築が最初のハードルになると思います。

(2) 最初の150ページで基本的な文法を説明している

500ページ程度の本ですが、Chapter01(p.1~p.46)で、実行環境の構築について説明があり、 Chapter02(p.48~p.113)の「Pythonでプログラミングを始めよう」では、数値、変数、文字列、リスト、for文、if文、関数、モジュールの説明 がされています。そして、 Chapter03(p.114~p.151)の「Pythonの基礎をマスターする」では、辞書、集合、タプル、if文の応用、ループの応用、関数の応用の説明されています。

つまり、Chapter02 まで読めば、とりあえず最低限必要な内容は理解でき、さらに Chapter03まで読めば、応用的な文法以外はマスターできます。最後まで読まないと使えないというのではなく、重要な内容から優先的に理解できるので挫折しにくいと思います。

(3) 辞書的な使い方もできる

内容が充実しているので、基本的な文法を理解した後も、巻末の索引を利用して辞書的な使い方ができる。

(4) 第4版まで版を重ねており、当たり外れが少ない

第4版まで版を重ねているということは、少なくとも大外れではないという安心感がある。

みんなのPython 第4版

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2.ゼロから作るDeep Learning -Pythonで学ぶディープラーニングの理論と実装 -

私がPythonをもっと勉強したいと思うきっかけになった書籍です。TensorFlowなどは使わず、NumPy,Matplotlibなどを使ってディープラーニングの解説がなされています。「みんなのPython」のChapter03までを1回だけ読んだ状態で読み始め、わからないところは「みんなのPython 」で調べながら読みました。さすがにPythonの知識が薄すぎて、文法的な内容でひっかかってしまうところが多かったですが、最後まで読むことができました。

具体的なサンプルコードによって説明がされているので、概念的な理解にとどまらず非常にわかりやすかったです。Pythonの「NumPyで記述すれば、こんなにもコードが短くなるのか・・・」と驚きました。また、もう一度、読み直してみたいと思っています。

この書籍を読んでからPythonのスキル向上のため「Python 3 エンジニア認定基礎試験」 の資格取得を目指すようになりました。

ゼロから作るDeep Learning ?Pythonで学ぶディープラーニングの理論と実装

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3.Pythonチュートリアル第3版

評価が分かれる書籍だと思いますが、良書だと思います。「Python 3 エンジニア認定基礎試験」を受験するならば、この本から出題されますので必須となります。特にサンプルコードの質がよくPythonの理解を深めることができます。

ほぼ、同じ内容のものがネット上で公開されており、「Python」「チュートリアル」で検索できます。私は勉強しながら書き込みたかったので購入しました。

悪い点としては、入門書のように最初から順番に読めば理解できるように構成されているわけではなく、いきなり、初めての用語が説明なしに現れます。文章も読みにくいと思います。しかし、ある程度理解している人が読めば、説明がくどすぎず、必要な内容を最短時間で吸収できるのではないかと思います。

また、電子版のチュートリアルではPythonのバージョンが上がるごとに最新情報がタイムリーに提供されていますので、一度、読みこなしておけば最新情報を得ることができて便利です。

私は 1年以内に 「Python 3 エンジニア認定基礎試験」 に合格することをノルマとして勉強し、合格しました。

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4.入門 Python3

Pythonの勉強で悩んだのは、用語の定義などで情報が氾濫していて何が正しいのか分からなくなってしうことです。最終的に正しい情報のよりどころとなるのは、「チュートリアル」やネット上の「標準ライブラリ」ですが、それでも分からないことが多く困りました。

そこで、購入したのが「入門 Python3」です。Pythonの生みの親Bill Lubanovicの著書であり、チュートリアルと同様、生みの親だからこそ書ける面白い記事やサンプルコードが多く、サブの入門書として購入すべきだと思います。チュートリアルではわからなかったのに、この本で分かるようになったことも多く、助かりました。

前から順番に読んだときに後で説明される用語がいきなり出てくることもありますが、 文章はチュートリアルよりも読みやすく理解しやすいです。

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