Kotlin♪私が購入したKotlinの教材

Androidアプリの経験がなく、Javaを知らない私がKotlinの勉強をはじめました。そこで、私が実際に購入した教材を紹介したいと思います。Javaを知らなくてもKotlinできますよ。みんなでKotlinはじめましょう!

1.勉強の進め方

新しいプログラム言語を始めるときは、以下のような手順で勉強を進めることになると思います。ただ、難しすぎると挫折しますし、簡単すぎると無駄が多くて得るものが少ないです。ですから、各教材がターゲットとする対象と何を目指しているかを知っておく必要があると思います。

(Step.1) プログラミングの環境整備
(Step.2) 簡単な例題でプログラムの概要を理解する
(Step.3) if文、for文、配列、クラスなどの基本文法を習得
(Step.4) スマホと連携するテクニックの習得

2.環境設定、プログラム概要の理解

以下の書籍は、環境設定を行いプログラムの概要を理解するための書籍です。

最初にAndroid Studioの環境設定を行い、おみくじアプリを制作、スマホにインストール、Play ストアでアプリを公開するところまでを解説しています。非常に欲張った内容なのですが、内容を理解するために必要なことは詳しく説明しているので、ひっかかるところがありません。

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また、環境設定では次にどのボタンを押せばよいかについて全て図で解説され、更に説明に出てくる「テキストエディタ」「パッケージ」といった少し難しい言葉の意味を逐次説明しているため、知らない用語がどんどん増えてしまうといったことがありません。初心者にとって不必要な内容はうまくそぎ落とし、その分、必要な説明には十分なボリュームを割いているので、欲張りな内容でありながら、さらさら読めてしまう良書だと思います。

もちろん、表紙に「超入門」とあるように、この1冊でどんなアプリも対応できるような辞書的な使い方をする書籍ではありません。Kotlinのリファレンスがさらさら読めてしまうようにはなりませんので、もっと本格的なアプリをつくるには文法などを別途学習する必要はあると思います。

ただ、初めから辞書的な文法書やスマホと連携する高度な内容の書籍を読み進めることは難しいと思いますので急がば回れです。

Androidアプリを作るのが初めてであり、また、Androidアプリ開発の統合開発環境であるAndroid Studioを使ったことがない人は、まず、この本からはじめるのがお勧めです。どんどん読み進められるので楽しいですよ!

ただし、4章まで進んだら基本文法の勉強をしてから5章以降に進んだ方が、理解しやすいと思います。プロパティーのgetter、継承、インターフェース、データクラスなどは知っておいたほうが読みやすいと思います。

3.基本的な文法の学習

文法の勉強は絵が動くわけでもなく、地味な勉強です。プログラムの勉強はここで挫折する人が多いと思います。そして、ここで悩むのは、最初にどの範囲まで勉強するかについてです。

基本文法がわからないと、書籍やネットの情報も理解できず途方にくれることになります。しかし、細かい範囲まで全て覚えていては先に進めませんので、その範囲の見極めが重要であり、Kotlinのリファレンス などを自力で調べられる程度の実力まで橋渡ししてくれる教材が必要です。

そこで、私は以下のUdemy動画教材を購入しました。最も重要でありながら、最も地味な基本文法に焦点をあてたこの講義に賞賛を送りたい。

以下のリンクから「Java 知らなくてOK!丁寧な解説で Android に必要な Kotlin の基本を学習」を検索してください。

Udemyを使えば、誰もが学び始められます。対象コースが¥1800から。

この教材は、Android Studioの使い方や、スマホの画面の設定などには一切ふれません。純粋に基本文法を勉強する講座です。しかし、多すぎず、少なすぎず、ちょうどよい文法範囲を選んで説明しているので大変ありがたいです。価格も動画の講座としてはリーズナブルでお勧めです。またUdemyの講座は講義受講の期限がきられていないのも魅力です。

なお、動画学習はすばやく復習したいとき、動画を視聴しなおすのは効率が悪い場合がありますが、セクションのまとめ動画があったり、講義の板書のようなpdfファイルをダウンロードできるので、素早く復習することが可能です。

基本文法は繰り返し復習して覚えるべきものですので、このような動画で反復するのが一番、効率がよいと思います。

この講義は9つのセクションに分かれていますが、まずはセクション6の「データクラス」までを優先的に勉強すればよいと思います。スマホアプリをつくるならば、クラスの継承やインターフェースを使うことになりますので、勉強しておいた方がよいです。

また、文法の勉強にはスマホの実行画面は不要ですので、遅いAndroid Studioよりもweb上で実行できるKotlin Playgroundの方がいいと思います。

4.その次の展開

ここまで勉強が進めば、いよいよ具体的に自分が作りたいアプリに挑戦できると思います。そして、自分が挑戦する内容にあわせて必要な教材を選択していけばよいのではないでしょうか。

参考までに、以下の書籍ではメディア再生、地図アプリ、カメラアプリとの連携などにも触れており、そんなことまでできるのかと思うだけでわくわくします。こちらの書籍は辞書的に使うとよいのではないかと思います。

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なお、この書籍のひとつ古い版のものはKotlinではなくJavaで説明されているので注意してください。また、Kotlinの基本的な文法知識はあることが前提になっています。

私は道具からそろえるタイプなので、最初に3冊購入し、「実践ハンズオン」の目次を見ながらモチベーションをアップさせ、「Androidアプリ超入門」と「Udemyの動画講座」を同時に進めることから始めました。

以上、わたしが購入した教材の紹介ででした。