WordPressでソースコードを美しく。あれ?PrismとLION MEDIAの相性が悪い?

 プログラムのソースは、色無しのテキストファイルだと非常に読みづらいです。メモ帳にコピーしたソースコードなんて、目が痛くなってしまいます。そこで、きれいに表示するプラグインを検討しました。
 でも、これが、なかなか難しい。どれも、一長一短。好みの問題だと思います。

 (1)プラグイン系
  (機能豊富、遅い、プラグイン同士の相性の影響大)
  ・Crayon Syntax Highlighter:超有名、更新が2年前
  ・SyntaxHighlighter Evolved:超有名
  ・Prism Syntax Highlighter
  ・APH Prism Syntax Highlighter

 (2)ライブラリー系
  (機能シンプル、速い、相性の影響少ない?インストール大変)
  ・google-code-prettify:対応言語が比較的少ない。更新頻度が少ない。
  ・highlight.js :行番号は出ない。
  ・Prism:行番号表示あり。

 (3)その他
  ・Gist:(機能シンプル、速い、プラグインとの相性少ない)
          (Gistの元は、ソースコードの共有サービス。その共有コードを貼る)

そして、ここから迷走が始まってしまうのです。

(1) SyntaxHighlighter Evolvedをインストール。

 「プラグインとの相性と言っても、多分、大丈夫。(根拠のない楽観)」「速度よりも操作性」「最近更新されてる方が安心」と考えて、SyntaxHighlighter Evolvedをインストール。
 しかし、SyntaxHighlighter Evolvedは、TinyMCE Advancedとの相性が悪かった。ビジュアルモードに切り替えた途端に、<pre></pre>が、最初と最後に挿入される。OH! NO!
 ビジュアルモードが使えないのはいやだ・・・。

(2) Prism Syntax Highlighterのインストール
 「プラグインとの相性が悪いとはこのことか。」「でも、ライブラリー系も、インストールが難しそう。」「おっ、Prismって、プラグインもあるんだ~。これにしよ!」ということで、Prism Syntax Highlighterをインストール。
 しかし、コードの背景が黒い書式を選んでも、「背景が白くなる。」「行番号が表示できない。」という不具合がでて、断念。

(3) APH Prism Syntax Highlighterのインストール
 「APH Prism Syntax Highlighterなら、もしかしたら大丈夫かな~」と試してみたら、同じ症状が出ました。TinyMCE Advancedを無効にしても効果なし。
 もしかしてと思い、LION MEDIAを他のテーマに変えると、やっと表示できました。ふ~。
 LION MEDIAのどこかの設定を変えれば、共存できるのかもしれない。でも、解決法を見つけられませんでした。LION MEDIAの評判がすごくよかったので、これを使いたかったのですが、私の場合、コードをしっかり表記できる方が大切です。
 なお、Crayon Syntax Highlighterは、LION MEDIAでも使えているようですが、一連の相性問題で機能がシンプルな方がよいと考え直しました。別のテーマを探します。

(4) Prism Syntax Highlighterを採用。
 Prism Syntax Highlighterと、APH Prism Syntax Highlighterを比較すると、Prism Syntax Highlighterは、ライブラリー系のPrismとテキストモードの記述が同じになります。一方、APH Prism Syntax Highlighterは独自の表記です。同じ表記なら、ライブラリー系への移行もできるので安心です。ダウンロード数もPrism Syntax Highlighterの方が多く、高い。Prism Syntax Highlighterに決定!

for i in range(100):
    print(random.randint(0,10))

やった!できました!

 


 結構、大変ですね~。相性問題が頻繁に生じるし、プラグインが更新されつづける保証もないし、不安定ですよね。なんとなく、この世界の雰囲気がわかってきました。

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