Pythonでは、if文やfor文の影響範囲をインデントによって示します。これはPythonの基本事項ですので、すぐ理解できると思います。でも、「インデント」という言葉を使って文章を記述しようとすると、「インデントする」って使い方でよかったっけ?「インデント幅」?など、少し不安になりませんか。
そこで、インデントの意味や、Pythonでのインデントの使い方だけではなく、「インデント」という言葉の使用例についても紹介したいと思います。
0.Python♪ モヤモヤを解消する明快な用語集
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モヤモヤを解消する明快な用語集を目指します。例えば言葉の定義が「グレー」なものは「グレー」であると解説します。なお、同じ言葉でも、例えば「Python」と「Java」では定義が違うことがあります。 その場合、「python」での定義を解説します。
1.解説する用語
「インデント」
2.インデント
Pythonにおける「インデント」とは、行の最初にに空白を挿入して、文字開始位置を標準の位置よりも下げることであり、「字下げ」ともいいます。
一方、wordのインデントの設定画面では、段落の左右の余白幅、最初の行の字下げやぶら下げを設定でき、それらを総称してインデントとしているので、意味が一致しません。
それらの違いを意識した上で、インデントという言葉を使い分ける必要があります。ここでは、Pythonにおける「インデント」について説明します。
(1) 使用例
以下、Pythonにおける「インデント」の使用例です。サイトやPythonの書籍などを調べてみました。いずれも「インデント」を「字下げ」に読み替えられます。
「インデントする」
「インデントを増やす・減らす」
「インデント幅を広げる・詰める」
「インデント幅が大きい・小さい」
「インデントに半角スペースを使う」
「半角スペースでインデントする」
「インデント幅をそろえる」
「インデントを設定する」:インデントのインデント幅などを指定すること
(2)Pythonのインデント
それでは、Pythonのインデントは、どのような意味をもち、どのような書式になるのでしょうか。
(a) インデントは影響範囲を示す
Pythonでは、インデントすることによって、if文やfor文の影響範囲を示し、同一の命令文の影響範囲内ではインデント幅をそろえなければなりません。
(b)インデントに全角は使えない
インデントには半角スペースやタブを使うことができますが、全角スペースを使うことはできません。
(c)推奨される書式
インデントで推奨される書式として、インデントには半角スペースを4つ使います。また、if文の中にif文があるような入れ子構造の場合には、さらに半角スペースを追加し、4の倍数個の半角スペースでインデントします。なお、タブの使用は推奨されていません。
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3.参考記事
Pythonにおける具体的な使用例は、以下の記事を参考にしてください。
基本:if文の「if…else」「if…elif…else」を使おう
私が実際に購入した教材のご紹介
以下、私が実際に購入したPythonの教材をまとめてみました。 Pythonを学習する上で、少しでもお役に立つことができればうれしいです。
・Python♪私が購入したPythonの書籍のレビュー
・UdemyのPythonの動画講座を書籍を買う感覚で購入してみた
その他
液晶ペンタブレットを買いました
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